近藤紡績所・watanomamaのこれまでとこれから
いつもwatanomamaをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
秋のお彼岸を迎え、自然と共に過去を振り返り、未来に思いを馳せる季節となりました。
そこで、watanomamaを生み出した「近藤紡績所」の歴史を振り返り、watanomamaの成り立ちや挑戦、未来への展望をご紹介します。
どうぞ、静かな秋のひとときに、私たちの歩みをお楽しみください。
〇近藤紡績所の歴史
当社は1917年に設立され、綿紡績から始まりました。
自然豊かな長野県の大町市に紡績工場が建設され、その後インドネシア、中国と海外にも拠点を設立しています。
100年以上の長い期間でコットンと向き合い、真面目にコツコツと経験を積み上げ続けています。
紡績以外にも、時代の流れに合わせてアパレル事業や不動産事業など幅広く事業展開し、成果を上げてきました。
「時代の流れに合わせる」とありますが、1970年以降に繊維産業は円高により海外との価格競争に敗れ、国内生産が縮小し、紡績・繊維事業から撤退する会社が多い中でも弊社は紡績に携わり続けています。
〇watanomamaの成り立ち
他社が繊維事業から撤退する中、弊社が未だ続けているのはなぜか。
それは「他社と同じことをしていても価格競争に巻き込まれてしまう。
それなら経験を生かし、新しいことにチャレンジしてもらいたい。」という代表取締役社長の熱い想いがあるからです。
我々にしかできない、世の中にないもので、世の中の人達に喜んでもらいたい。
そうした考えから手探りでスタートし、出来上がったものがwatanomama。
まだまだ手探りの状態ですが、ゆっくりと大切に、ものづくりをしてお客様に届けていくため、日々励んでいます。
想いと取り組み
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〇watanomamaのこれから
現在watanomamaはスタートして約3年が経ちました。
この上なく柔らかくて繊細な生地は扱いづらく、商品として形にするまで多くの課題がありましたが、自社工場・協力工場の職人たちの努力によって商品化に辿り着いています。
そしてこの日本の技術が詰まった商品を、どのようにしてお客様に伝えて届けていくか。
そこが私たちwatanomama運営チームの課題で、日々手探りながらも向き合っています。
紡績を100年続けてきて、今後100年も紡績を続けたい。
繊維が好きという想い。
これまでの経験と誇りをもっと磨いていく。
これらの想いを込めて、今後もwatanomamaを届けていきます。